もてらじ聞いてて気になった言葉を拾ってみることにする その3
例によって、もてらじを聞き返して気になったこととかを拾ってみる。
↓もてらじ
ネットラジオ BS@もてもてラジ袋 | IT時代をサバイブする新型教養番組
市民生活の専門家ぶたおさんとカリスマ底辺?ブロガーてっちゃんさんが(以下略)
毎週末に更新の面白トーク番組ポッドキャストで無料で聴けるのでオススメですよ。
さて、今回聴いていたのは、2012/01/07 Aパート。
川柳さんとぶたおさんの回。
※ちなみに過去放送はサーバーから消えていくので、
過去放送購入しないと聴けないみたいです。
↓過去放送はこちらから。
東日本大震災の年から年が明けてのお正月。
川柳さんが初詣に行ってきたけど、不景気な色々を吹き飛ばすように大賑わいだったなんて話とか、初詣はしごするってどうよ? はしごしたら二軒目は初じゃないだろ! なんて話からはじまり。
川柳さんの「稼ぐが正義なのか?」という疑問と主張を堪能しつつ、今回拾ってみたかったのは、57:40あたりから。
ぶたおさん「日本て自由な意見が言える国で、北朝鮮よりすごいとか言い返すやつがすぐ出てくるんですよ」
ぶたおさん「自由に意見を言えて、(それが)通らん世の中の方が、もっとすごいと思うけどなあ」
ぶたおさん「自由な意見を言った結果、最初に政府が言ったことになるっていう」
ぶたおさん「それって、アメリカとかもそうじゃないですか」
ぶたおさん「資本主義国って、言論の自由が許されてますって言われてる国って、たいがいそっちじゃないですか」
ぶたおさん「許すよ、許すけど、ならんよみたいな。けど、ゆったら満足みたいな。議論した結果、こうなった感があるから」
川柳さん「あれね、ホンマ、ガス抜きなんですよ」
川柳さん 言論の自由の無い国とかで革命とか起きちゃうじゃないですか。
川柳さん「そういう才能を目覚めさせたくないんですよ」
ぶたおさん「日本って優しい国ですけど、優しい顔でニコニコしながら殴るようなところありますからね」
上記のあたりが、ぶたおさんの温玉ブログでの最新記事や先月あたりの記事とも重なって感じたので、ちょっと拾ってみたくなったりした。
色々と好みとかは変わっていくんだろうけど、基本線は全くぶれないなぁ。
そして、ゴチャゴチャした事象なども、平易な言葉で、ぐっと大づかみにして伝える力がすごいなぁ。
ちなみに温玉ブログの方で関連しそうな記事は以下のとおりです。
ぶたおさんの表現の自由シリーズ
マンガを戦争の道具にするのは表現の自由なのか? - 温玉ブログ
宗教対立を煽りまくる「表現の自由」は金の奴隷でしかないのか - 温玉ブログ
「表現の自由」という絵に描いた餅をプロパガンダに利用する国家 - 温玉ブログ
SNSに凝縮して現れている、日本的?な空気の読みあい
TwitterやSNSで横行している『空気読め裁判』とはなんぞや!? - 温玉ブログ
Twitterのお気に入り機能が引き起こしている超能力戦争の悲劇 - 温玉ブログ
過去放送を聞き返してみると、改めて”新型教養番組”だなぁ、と納得したり。
そして、ぶたおさんがもてらじや温玉ブログで、以前よりも高い頻度で、まとまった文章も発表してくれるようになり、言ってたことの背景とかも知ることができるようになってきた。
もちろん、ぶたおさんや川柳さんの色々な主張すべてを、丸のみで素晴らしいなどと言うつもりは無い。
だけど、結構、基本的な考え方の部分で、「なるほど!その観点は面白い!」とか「そうか!それは別な対象を考える時にも手掛かりになりそう」とか発見が多かったりする。
何より身近な話が中心で、身に寄せて考えやすいのがありがたい。
今日は金曜日。今週末も無事に面白トークがアップされることを祈りつつこのへんで。
したらな!